妊婦はどんなお茶を飲めば大丈夫なの?

妊婦はどんなお茶を飲めば大丈夫なの?

一言でお茶といっても様々な種類がありますが、中には妊娠中には控えたほうがよいお茶もあります。それはカフェインに関することではなく、他の要因も含まれています。そこで、緑茶、ウーロン茶、麦茶など、それぞれのお茶について飲んでも大丈夫なのか調べてみました。

緑茶を避けるべき理由はカフェインだけではない?

緑茶にはカフェインが含まれていますが、含有量はコーヒーの半分程度で30mgほどです。1日のカフェイン上限摂取量の目安が150mgだとすると5杯は飲んでも大丈夫だという計算です。(玉露はカフェインが180mgなので1杯でもNG)

※お湯で抽出する前の段階(茶葉)では、コーヒーよりもカフェインの含有量が多いので注意。

しかし、緑茶は妊娠中にできるだけ避けたほうがよい飲み物だとされています。それはカフェインが含まれているからではなく、「タンニン(カテキン)」が多く含まれているからです。

何がよくないのかというと、タンニンの主成分であるカテキンが葉酸の働きを阻害してしまうのです。葉酸とはビタミンB群の一種で、妊婦にとって一番必要な栄養素です。特に妊娠初期で葉酸が不足すると、生まれてくる赤ちゃんの先天異常のリスクが高くなると言われています。

葉酸の摂取は厚生労働省からも呼びかけられていて、母子手帳にも記載してあります。日常の食事だけで必要とされている400μgを摂取するのはたいへんで、サプリメンとで補っている妊婦の方も多いのが現状です。

妊娠中にタンニンを摂取しないほうがいい理由はそれだけではありません。このタンニンは鉄と結合して「タンニン鉄」になり、鉄分の吸収も阻害してしまうのです。

鉄分も妊婦にとって欠かせない栄養素の一つで、妊娠初期では8.5mg、中期~後期では21mgの摂取が推奨されています。妊婦に不足しがちな鉄分を摂取しているときは、緑茶を飲むのは控えたほうがよいでしょう。

ここまで緑茶について書きましたが「絶対に一滴も飲んじゃ駄目!」というわけではありません。鉄分を摂取する食事のときに一緒に飲むのはよくないですが、仮に飲んでしまっても1日に1杯~2杯程度であれば特に問題ないと思います。ただ同じお茶なら、別のものを飲んだほうが安心できるでしょう。

ウーロン茶はどれくらいなら飲んでも大丈夫?

ウーロン茶にもカフェインが含まれていて、含有量は緑茶と同じ30mg程度です。タンニンの主成分であるカテキンも含まれていますが、発酵することで量が減少するので緑茶の三分の一程度になります。緑茶に比べるとだいぶマシかなといった感じです。

ただしタンニンが含まれていることには違いないので、鉄分を食事などで摂取しているときにウーロン茶を飲むのは避けておいたほうがよいでしょう。

緑茶よりもカテキンが少ないので1日に3~4杯くらいまでなら問題ないと思いますが、一応カフェインも含まれているので控えることができるのなら控えるに越したことはないです。

お茶を飲むなら麦茶?でも飲みすぎには注意

麦茶にはカフェインが含まれていませんし、カテキンも含まれていません。タンニン自体は少し含まれていますが、緑茶の七分の一(10mg)程度なので、ほとんど気にしなくても大丈夫です。

ただし「発酵させていないお茶は体を冷やし、発酵させたお茶は体を温める」という効果があります。麦茶は発酵させてないお茶なので、あまり飲みすぎると体を冷やしてしまうので注意が必要です。

ほうじ茶は冬場に体を温めるのにおすすめ

ほうじ茶は緑茶の一種なのですが、同じ緑茶(玉露、煎茶、番茶)の中でも圧倒的にカテキンの含有量が少ない(煎茶、番茶の約五分の一)飲み物です。

また麦茶とは違って発酵させたお茶なので、体を温める効果があります。カフェインが入っているので飲みすぎはよくありませんが、寒い冬場にホッと一息つきたいときに飲むと、体も温まるのでおすすめです。

    飲んでいいお茶と避けたほうがよいお茶まとめ

  • 緑茶はできるだけ控えたほうが正解。飲んでも1日に1杯~2杯まで
  • ウーロン茶は緑茶よりマシだけど、1日に3~4杯くらいまででに
  • 麦茶はノンカフェインでカテキンも含まれてないから気軽に飲める
  • 寒い冬場には、ほうじ茶でホッと一息ついて体を温めるのもおすすめ

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