妊娠中のカフェイン摂取はなぜだめなの?

妊娠中のカフェイン摂取はなぜだめなの?

「妊娠中にカフェインの入った飲み物は飲んじゃ駄目だよ」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。ネットで検索しても、「赤ちゃんに悪影響を与えます」という記事を多く見かけます。では本当はどうなのでしょうか?何がいけないのか調べてみました。

カフェインが含まれる飲み物と含有量

まず最初にカフェインが含まれている飲み物と、その含有量を紹介します。どんな飲み物にどれくらいのカフェインが含まれているのかを、簡単にでいいので目に留めておいてください。

種類カフェイン量
(150mlあたり)
種類カフェイン量
(150mlあたり)
コーヒー60mgココア50mg
カフェオレ40mg紅茶30mg
ハーブティー0mgルイボスティー0mg
緑茶30mg玉露180mg
ウーロン茶30mg麦茶0mg
コーラ15mgエナジードリンク30mg

※作り方や商品によってカフェイン量は変わるので、あくまでも参考までにご覧ください。

妊娠中はカフェインを避けたほうがいいの?

結論から言うと、カフェインの入っている飲み物を飲んでは駄目ってことはないです。ただし、飲みすぎてはいけません。イギリスの食品基準丁では「妊婦が1日に摂取してもよいカフェインの量は200mgまで」と上限を設けています。

日本ではっきりとした上限量は定められていませんが、お腹の赤ちゃんへの影響を考えると1日に150mgくらいまでに抑えたほうがよいと思います。

「できるだけカフェイン量の少ない飲み物を選んだほうがいいよ」っていうのは確かにその通りですが、我慢しすぎてストレスを溜めてしまうのは逆によくありません。

私が通院していた産婦人科の先生も「コーヒーは1日に2杯くらいまでなら大丈夫」と言っていました。飲むのは上限を超えない程度にして、ゆくゆくノンカフェインに切り替えていくのが理想的です。

カフェインを摂りすぎるとどうなるの?

次は具体的に、カフェインを摂取しすぎるとどんなことが起こりうるのかというお話です。一般的には不眠や精神を興奮させるといった作用で有名ですが、妊娠中の大量摂取ではさらなる問題が起こりえます。

まずはお腹の赤ちゃんへの影響。イギリスの研究によると、カフェイン摂取量が1日に100mg以下の妊婦と比較して、100mg~199mgを摂取した人は未熟児(低出生体重児)の子供が生まれるリスクは20%高くなり、200mg~299mgを摂取した人は40%、300mg以上で50%高くなると報告されています。以下は参考サイトです。

またアメリカの研究チームによると、カフェイン摂取量が1日に200mg以上の妊婦は、全くカフェインを摂取していない人に比べて流産の確率が2倍になるとの報告もあります。

それ以外に、授乳期のママと赤ちゃんにも問題が起こりえます。授乳中は母乳にもカフェインが移行するため、上限を超えて摂取すると、赤ちゃんが中々寝てくれなかったり、落ち着きがなくなったり、泣き止まなくてイライラしやすくなると言われています。

    妊娠中のカフェインに関する疑問まとめ

  • カフェインは1日に150mg程度までに抑えたほうがよい
  • 飲みたいのを我慢してストレスを溜め込むのもよくない
  • ただし、過剰摂取は様々なリスクがあるから禁物
  • カフェインの過剰摂取は未熟児(低出生体重児)のリスクが高まる
  • カフェイン摂取が200mgを超えると流産の確率が2倍になる
  • 授乳期の過剰摂取も、赤ちゃんの精神を不安定にさせる
  • ゆくゆくはノンカフェインに切り替えるのが理想的

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